前処理を終え 個別に撤去冠を軽く溶かし良質な物だけを集め 2回から3回 精製済み良好なパラでは無いと判断された方はご連絡下さい。対処させて頂きます。 総合計 32.6 g肝心なのは個別の撤去冠の選別です。コアー着きの撤去冠もいかに手間をかけて先に取り除くか また、選別時にパラと思って集めた金属を一斉に溶かす時に少し溶けが悪い物を勇気を持って取り出す事 無理に、溶かさない事が肝心です。念の為に金属をかき混ぜて余分な金属やスラッジを弾き出します。少量でもコアーの銀やコバルト等のかけらが残っている場合はこのような大きくて立体感のある綺麗な融解塊は出来ません。裏側にもスラッジはほとんど無いです。使用される時に酸化膜がスラッジとして現れますが特に問題はございません。補綴物の患者にセット時の適合の向上 印象編歯科補綴の再製を防ぎましょう印象時に奥歯の印象の変形が多いのは患者がトレーを噛む為です。奥歯の辺縁までカバーは必要です。トレーからはみ出た印象は変形しています。トレーの形状は長細い物でないと奥歯の隅までカバー出来ません。なぜなら前歯にトレーが接触し奥歯の奥の隅までカバー出来ないため この様なトレーが必要になります。固定しながら かつ指で噛むのを防ぐのが望ましいでしょう。格段に正確な印象は採れます。 印象材に使う水は冷やすと良いでしょう。 早く固まるのを防ぎます。印象後は裏返し はがれ浮きがないか？確かめましょう。補綴物再生は皆の無駄になる時間や労働力は計り知れないものです。金属の融解時の注意炭素棒や焼けたピンセット等で融解中しっかりと混ぜる事により新品の流動性が得られます。例え新品パラ混入でも攪拌は必須で均一の成分は重要です。完全に卵のキミの様になったら 金属の全体量や様子にもよりますが炎を遠ざけると1秒後とかに金属が固まり始めます。 固まるタイミングの少し前に鋳造しなければなりません。つまり とろみがつく様にタイミングを計る事です。最初から低めで鋳造したり オーバーヒートも不適合の原因になります。