70s YAMAKI H-500Nabout YAMAKの H-500Nです。市場でも非常に流通が少なく、かつコンディションの良い逸品です。おそらく70年代中頃でしょうか。ギブソンハミングバードを模していますが、随所にオリジナリティのある仕様が見られ、サイドバックにマホガニー単板を使用したオール単板モデル。べっ甲柄のバインディングやインレイ周りにはアバロンを使用。下位モデルにもハミングバードタイプの物がありましたが、全体的な仕上がりや雰囲気など上位モデルならではの造りです。型番はだいぶ消えかかっていますがサウンドホール内のトラスロッド脇に赤く記載あり。ペグはゴトー製のYAMAKI刻印。ピックガードも肉厚で本家と遜色無い見事な仕上がりです。コンディションが良く、フレットは減りが全くありません。YAMAKI等この時期に見られるボディの白濁もほぼ無し。ネック状態も良好。弦高も程良く調整幅も十分にあります。ビンテージヤマキの上位モデルは希少価値やコレクタブル的要素が高まっていますが、ガシガシと実用に使って頂きたい一本。お好きな方は是非どうぞ。もう何点か画像をアップしていますのでご覧下さい。http://photozou.jp/photo/list/1486245/9510804各部、指板、フレット等クリーニング済。弦はマーチンのライトゲージ新品に張り替え済みです。発送はケースはありませんがエアーキャップとダンボールにてしっかりと梱包致します。 spec トップ：スプルース単板サイドバック：マホガニー単板ネック：ナトー?インレイ：アバロン指板：ローズウッドブリッジ：ローズウッドナット&サドル：牛骨ペグ：ゴトー製YAMAKI刻印付属品はありません。 condition 外観状態は年代相応の傷や打コンはありますが概ね良好。ネックジョイント辺り高音弦側のトップに割れがあり、裏面からスプルース材にて補強接着してあります。現状はトップ側を押しても材の割れ目が動かない状態になっています。割れはそこからサウンドホールまで薄っすら伸びていますが、サウンドホール部は材自体が動かないレベルなので補強は入ってません。ネック裏や指板も良好。インレイも良い色艶が保たれています。ネックは現状ストレート。ハイポジション起き無し。アコースティックは完全に真っ直ぐにせず、極僅かに順反らせる方が、ローポジションや開放での演奏性が良いのでそのようにしています。ロッドは現在最も緩んだ状態。ロッドは半回転程回りますが効き幅は少なく、最大まで締めて僅かに逆反る程度ですが、調整の余地はあります。これはビンテージギターにはよくあり新品でも結構見かけますがロッドの仕込み具合によるものです。効いてはいますので特別不具合いという訳ではありません。弦高は12フレット上で1弦2.7mm、6弦3.1mm。高からず低からずと言った所です。もう気持ち低くても良いですが、特にアコースティックではストロークやピッキングの強さ、演奏スタイルなどからもこれ位を基準にして、個々のお好みにより調整する方が無難です。この頃のギターは元々のフレット高も低めが多いので、極端な低弦高はネックやナットの状態に少々の変化が出ると演奏性に影響が出やすいです。またこのギターに関してはしっかりとしたピッキングが良い鳴りのポイントになるのではと感じますので、それなりに高さがある方が良いと思います。サドル高残は十分にあり1弦側2.7mm、6弦側3.7mm程。ビンテージギターに見られるサドルをかなり下げないと弦高を保てないという状態では無く、しっかりとテンションもかかった高さで、かつ調整の余地が十分にある点は当時物としては造りがしっかりしておりネックコンディションが良いという証でもあります。フレット減りは全く無く弦跡の凹みもありません。全体的な高さからも擦り合わせ等行われていないようです。サイドのバリもありません。ビビリや音詰まりありません。ペグは動作良好。年代物故のくすみや色落ちはありますが、ゴールドパーツとしては上々の状態かと思います。ブリッジ浮き無し。ブリッジ下の膨らみやホール周りのトップ落ちもありません。 pay&shipping ・かんたん決済・おてがる配送（日本郵便）ゆうパック 送料込み+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +No.217.001.005