【肉筆】永禄9年 新古今和歌集 セール 杉田玄白落款入 寂蓮法師和歌

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

永禄9年(1566年)に書かれた新古今和歌集です。
秋の歌(上)で、和歌番号393~396です。

今回出品した古筆は、もともと冊子仕立てでしたが、後に寸断され、現在の古筆切(断簡)になりました。
この古筆の筆者は特定できませんでしたが、所蔵している古筆の多くが京都の公家か、大名家の正室やお姫様が書いたものですので、こちらも身分の高い人物が書いたものと思います。

旧所蔵者は杉田玄白です。(杉田玄白の印が押印されています。)


古筆はA4サイズの厚紙に貼付されております。
そのまま額縁に入れていただくこともできますし、表具屋さんにご相談いただければ、掛け軸への仕立ても可能です。


古筆の「読み下し文」は、出品者が古筆と照らし合わせて作成いたしました。現代語訳は、小学館の「新古今和歌集」を参照いたしました。
発送の際、A4サイズに印刷した読み下し文と現代語訳を添付いたします。古筆切はファイルに入れて、レターパックプラスにて発送いたします。


≪古筆の寸法≫
縦 27.8㎝
横 8.4㎝


≪読み下し文≫
393 五十首歌奉りし時、月前草花 摂政太政大臣
故郷の本(もと)あらのこ萩咲(き)しより夜な夜な庭の月ぞうつろふ

394 建仁元年三月歌合に、山家秋月といふことを読(よみ)侍(はへり)し
時しもあれ故郷人は音もせてみ山の月に秋風そふく

395 八月十五夜、和歌所歌合に、深山月といふことを
深からぬ外山の庵のね(寝)覚たにさそな木のま(間)の月はさひ(寂)しき

396 月前松風 寂蓮法師
月は猶(なほ)も(漏)らぬ木のま(間)も住吉の枩(まつ)をつくしてあき(秋)風そふく


≪現代語訳≫

393 五十首の歌をさしあげた時、「月前の草花」 摂政太政大臣
荒れた故郷の、根もとのまばらな小萩が咲いてから、その花に、夜ごと庭の月が映り続けていることだ。

394 建仁元年三月の歌合に、「山家の秋月」という題を詠みました歌
ちょうどこういう寂しい時、故郷の人は訪れてもくれないで、深山の月に秋風が吹いて、光をいよいよ澄み入らせることだ。

395 八月十五夜に、和歌所の歌合に、「深山の月」という題を
深くない外山の庵の寝覚めでも、このようにまあ、木の間の月は寂しいのだ。

396 「月前の松風」 寂連法師
待っていた月は、出るには出たが、光はやはりまだ漏れてこない木の間も、音が澄んで、住吉の松という松のすべてに、秋風が吹いていることだ。

残り 3 10,000円

(910 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 11月25日〜指定可 (明日8:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥282,154 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから