■『掌中神字箋』題箋付。大國隆正識。野々口隆正。明治6年4月再刻。
眞爾園藏版。東京書林菱湖堂發行。18丁(36頁)蛇腹折れ本。神代文字
資料。
■大國隆正の序文をお読み下さい。写真③④⑤に掲示。
内容は謂わば大國隆正『神字原』の抄録です。

●紙質経年劣化で焼け・滲み・痛み・薄汚れが有ります。
●表紙裏に「鷦鷯(みそさざい)文庫」なる朱印押捺が有ります。
●折れ本の「地」の部分に「神字」と墨書が有ります。
●折れ本の大きさは縦14.8㎝。横7.8㎝です。
●和本古書類に不慣れな方、殊更神経過敏な方には不向きです。
回避為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。

■神代文字を専攻為さるなら矢張り恁うした原著を読む事を私は
お薦めします。最近の新刊書店に出回る本は古典を換骨奪胎して
何だか異様な方向(Vector)に勇躍、本質を歪めてますので…。
■とは言え和本古書は中々古書展でもお目に掛かれませんが…。